あさひかわで見つけた草花や樹木を紹介します。
ナナカマド、イタヤ、カツラ、ミズナラ・・・・咲く時期、生る時期、北国の樹木はマイペース!
エゾリス、キタキツネ、アカゲラにヤマバト・・・・不思議で個性的な生き物や鳥。

自然って、意外とおもしろいかも?


2016年11月25日金曜日

森のふしぎ体験ひろば(永山公民館) 2016.11.25











現在、永山公民館図書館前のスペースにて「森のふしぎ体験ひろば」を開催中。
図書館、いきいきセンター、児童館へ行く通路沿いなので、色んな世代の人たちが足を止めて見てくれています。
ヒグマは動物園にも、市内の森の中にもいるのですが、こうやってまじかで見たり触れたりする機会って少ないし、そもそもヒグマってどんな生き物なのかを知る機会も少ないと思い、ヒグマが何を食べてどんなところで暮らしているのかを紹介しています。
展示は29日まで。
また、年明けの1月5日からは旭川市中央図書館2Fの展示スペースにて、クマ・シカの展示を行います。楽しみにしていてください。

昨日は、東旭川公民館で「森と野生生物」の講座があり、恐れ多くも50人の大先輩たちの前でヒグマの話をさせていただきました。
講座は、「ヒグマは何を食べるか?」から始まります。
子供たちに質問すると、肉、ヒト、ハチミツ・・・などの答えが出ます。
今日はどうかな?と質問してみると、ヒグマと遭遇することも多いこの地域の人たちだけあって、人とか肉とかいう答えは出ず、ドングリ、ブドウ、ハチミツなど、さすがぁーですね。

写真やデータなどから、ヒグマの特性をお話ししましたが、どれも興味深く見てくださっている様子が印象的でした。
せっかくの機会なので、ゲームも披露。

動物あてクイズ!
4つのヒントから、どんな野生の生き物なのかを考えてね。
 1. カラダの色は黒
 2. 哺乳類、赤ちゃんの形で生まれる
 3. 肉食
 4. 飛びまーす!

正解は・・・・コウモリ

黒くて、哺乳類で、肉食で・・・ここまでのヒントを聞いて、今日はヒグマの講座だし、これはきっとクマだ!と思わせておいて、最後に、飛びまーす! あれれ?? と混乱させるというもの。
昨日も、黒くて哺乳類まで聞いてヒグマと思った人が、肉食と聞いた途端に困った顔になりました(笑)

生き物を仕分けする時に、足の数、何食か、飛ぶのか?などは重要なキーワードになります。
さっきのクイズは、ヒグマとみせかけてコウモリでしたが、ヒントの順番を替える、たとえば、
黒 ⇒ 飛ぶ ⇒ 肉食 ⇒ 哺乳類 という順番にすると、カラスとみせかけてコウモリというパターンも作れます。
通常、子供たちはクイズに答えるということだけなのですが、昨日の講座では、こんな種明かしも披露しました。
自分が体験して楽しかっただけでなく、お家に帰ってから家族に問題を出してみる、そうやって野生生物に興味を持つ人を増やしてほしいと思うのです。伝える側になるということは、自分がわかるだけでなく、人に伝えるためにさらに学ぶこともできるのです。聞いて勉強になった・・・だけで終わらないこと、身近な人に伝えてくださいね、そんなことも講座ではお話させていただきました。

先日もフェイスブックで、キタキツネに対する餌付けの問題が出ていました。

小学校の授業などで、「昔、キタキツネは珍しかったんだよー」という話をすると、子供たちは信じられないという顔をします。「もしかしたら、君たちが大人になる時代には、ヒグマやエゾシカもその辺を歩いてるかもしれないねー」という話をしたら、「えーいやだー」「怖い」という声が聞こえます。

でもね、君たちの行動次第では、そんな未来もありえるのかもしれない。
雑食の生き物はね、食べて学習するんだよ。
だから、彼らのことを知り、彼らにも人間との距離感を学ばせる必要がある。

今はまだ理解できないかもしれないけど、いつか思い出してくれたら・・・・
そんなことを願いながら、森のトランク出前講座を続けています。

森のクリスマス工作 その後  2016.11.25

日曜日に永山公民館で「森のクリスマス工作」ワークショップを開催しました。
お天気の悪い中、12組、30名の親子さんが参加してくれました。























材料はまつぼっくり、枝、葉っぱに小さな木のこっぱなど、いっぱいありすぎて迷っちゃう~という声も聞こえてきました。
材料選びは親子で。子供の工作が始まったら、お母さんも何か作ろうかなぁ・・・・という感じで、お母さんたちも楽しんでくれていたようでした。













緑色のマツボックリは一番人気!
クリスマスといえば、やっぱりツリーだよね。
同じものを使っているのに、違うものができる! これってなかなか面白い。
お家で飾ってくれたら嬉しいです。

そして、昨日は留守家庭児童会でクリスマス工作。
サンタ、ツリー、雪だるまのカードホルダーを作りました。











3種類の中から選んでもらいましたが、一番人気は、やっぱりツリー!
クリスマスといえば、ツリーなのでしょうかね(笑)
30分ぐらいで素敵なカードホルダーが完成しました。
爪楊枝で、お顔を描くって、難易度高い方だと思うんですが、子供たちにとっては簡単なことなのでしょうかね。ツリーの中にプレゼントやユキダルマを書いている子もいました。
このあと、4つの児童会でカードホルダーづくりをしますが、どんな作品ができるのかこうご期待!

2016年11月9日水曜日

森のクリスマス工作   2016.11.9

佐野です。とうとう雪が降っちゃいましたね。
今年も残すところ、50日・・・・もうすぐクリスマス!
ということで、久々にイベントをやりまーす!

「森のクリスマス工作」

マツボックリ、ドングリ、枝や木材などなど、森や木につながる材料を使ってクリスマスっぽい工作をします。
クリスマスっぽくなるかどうかは、参加者それぞれにお任せ。
今回は、「絶対これを作る」 ではなく、 「自由に作る」 という感じです。

まずはサンプルづくり・・・
サンプル、見ますか? ちょっとクオリティー高いですよ(笑)

 写真で見ると大きいんですけど、実はコレ、ドングリ!
細かーーい
 ドングリ笛にストラップを付けて、トトロ笛
 今流行りのガーランド。
ベースは紙ですが、ドングリや葉っぱで飾っています。
すごい力作登場!
家族でサンプル作ったら、こんなにたくさんできちゃったそうです。
森の動物園?







作ったのは私ではなく、コドモリスタッフの大塚さん、稲垣さん。
家事の合間やお仕事が休みの日にコツコツと作ってくれました。
感謝です。

これをサンプルにどんなステキな作品ができるのか、楽しみですね。
詳しくはコチラをご覧ください http://www.morinet-h.org/codoweb/event/img/20161120.pdf