週末は、間伐&カスタネット製作に行ってきました。
今回はもりねっと主催の行事ではなく、ネイパル深川主催の行事のお手伝いです。
まずは、ネイチャーゲームを楽しみました。
さすがは子供たち!大人たちは感心しきり(笑)
この写真の中に、生き物が隠れているのわかります?
真ん中にいるからわかりやすいと思うんだけど・・・・大人たちは誰も気づきませんでした。
ただ漠然とモノを見ていては見えません。注意深く、よーく見ると見えてくるものがありますね。
ハート型のものを探すところでは、フキの葉っぱや樹木の葉っぱ、ハルニレの種など、いろんな発見がありました。
子供たちがノコギリ使うのが初めてなのは当たり前だけど、初めてなのは子供たちだけじゃなく・・・・実は私も・・・一人で間伐体験は初めてです(泣)
間伐体験はいつも男の人たちに任せっぱなしで、子供たちのサポートをしていましたが、今回はサポートはボランティアさんとネイパルのスタッフさんにお任せして、とにかく伐ること、倒すことに専念しました。かかり木で倒れなかったらどうしよう・・・参加者よりも私がドキドキ(笑)
参加者もスタッフも、ただ真っすぐに伐るだけだと思っていたようで、受け口やツルの意味についてもちょっとだけお話しました。切り株って平面じゃないんだ!
そういうことも質問してくれるところ、さすがは、高学年!
シラカバさんもすんなりと倒れてくれて・・・・あぁーーーよかった。
今回は間伐を体験するのが目的ではありません。
”樹を使う”のが目的です。
ノコギリでマイカスタネットを切る。最初は切る作業が楽しくて、どうやったらうまく切れるのかを話していましたが・・・
木が濡れていること、匂いがする、皮を剥がすのが面白い・・・・
切ったものを見ながら、色んなことを感じていました。
どうして濡れてるの? 水なの?
どうしてだろうねー みんなだって水飲むでしょ 樹も同じ。どこから飲むんだっけ??
根から吸う? だから濡れるんだ・・・ じゃあ、樹液ってコレなの?
そういえば、お家にある家具は濡れてないけど、同じ木なのに何でかな?
こんなやりとりも楽しい時間ですね。
体験学習の素晴らしさはこういうことなのだと思います。
ハテナを見つけて、自分なりに考えて、どうしても知りたいことは自分で調べる・・・
周りの大人はそれを見守る。考えかたや調べ方は教えるけど、正解は教えない。
樹皮に興味を持った子、ペーパーで削る楽しさを知った子、ノコギリ使いが上手になった子・・・などなど、いろんな経験を持ち帰ってくれたことと思います。
ちなみに、上の写真のお顔を描いたカスタネットは娘の作品。
名前を書くために用意したものでしたが、お顔を描きたい!と言いだしたので・・・・無理だとは思いつつやらせてみました。(笑)
「濡れてるから、うまく描けないわー」 そりゃそうでしょ。
こうやって一つ一つ、経験していくことが彼らの生きる力を伸ばすことになるのではないかと・・・
「樹」と「木」を感じるワークショップ。「カスタネットづくり」 今年一番のオススメです。
0 件のコメント:
コメントを投稿