あさひかわで見つけた草花や樹木を紹介します。
ナナカマド、イタヤ、カツラ、ミズナラ・・・・見た目も生き方も北国の樹木は個性的!
自然って、意外とおもしろいかも?

森と人をつなぐ・いかす「もりねっと北海道」がお届けします!

2019年2月9日土曜日

冬のいろいろ    2019.2.9

ブログをさぼってばかりの佐野です。
写真を撮って記事を書こうと思いつつ・・・日が経ってしまって書かずに終わる。
そんなことを繰り返しつつ、気が付けば冬。

冬の面白いものをお届けします。

この景色、見覚えはありませんか??











上川神社前の道路です。
神社から市内へ向かう側の樹には、たくさんのヤドリギが寄生しています。
ご存知のとおり、旭川近辺にある広葉樹のほとどは落葉広葉樹で、秋になると葉っぱを落として、冬は冬眠しています。
なので、冬に葉っぱがあるのは針葉樹だけ、と思っていたのですが・・・・











観葉植物のカネノナルキによく似た葉っぱがぶらさがっています。
よく見ると、オレンジ色の実もついています。
これがヤドリギ(寄生木)。
神楽岡公園近くの樹木はヤドリギだらけ(笑)
ヤドリ過ぎの樹がたくさんあります。

どうやってこんなに増えたかというと・・・・・
ちょっと想像してみましょう。
ヤドリギの生存戦略、2通りがあります。

ヤドリギについているオレンジ色の実の中にはタネが入っています。
鳥たちはこの実を食べに来て、その後、どこかへ飛んでいき、フンを落とします。そのフンが発芽してヤドリギは仲間を増やします。
もう一つの方法は、ヤドリギのタネは粘り気の強い実で覆われています。タネと一緒にボンド(接着剤)がついている・・・という感じでしょうか。鳥が樹木にとまるなど何かの拍子に、この実を足で踏んだり、カラダにくっついたりした場合、実とタネが鳥のカラダに付着、鳥と一緒に移動し、次の場所に着地します。
すごいですね。草木と生き物のつながりには、ただただ感心させられます。

神楽岡公園を歩いていると、色んな鳥に出会えました。

黒い一本線が「ゴジュウカラ」
おなかのところにも黒い模様(ネクタイしてる)のが「シジュウカラ」
帰り道では、住宅にあるナナカマドをスズメとキレンジャクが奪い合っていました。











寒いけど面白い。
冬の公園にでかけてみませんか?

2018年7月31日火曜日

夏の楽しみ   2018.7.31

7月前半は雨の日が続き、今年の夏はいつ来るんだろう・・・と思ったけど、ここ2週間は、もう夏は終わってもいいかも?と思うほどの30度超えの日々。極端としか言いようのないお天気。

暑くて仕事の効率が上がらない私と違い、樹木は淡々と日々を過ごしているらしい。



















忠和公園では、シナノキの花が咲いていました。
今年、うっかり撮り忘れていたのでラッキーではありましたが、個性なのか半月ぐらい遅いようですね。翌日にサイパルへ行ったら、サイパル玄関前のシナノキは、もう花が終わり、タネができていました。同じ市内なのに・・・個体差あるんですね。

花が終わると、実がなります。
これがまた楽しみですね。
常盤公園のイチョウ。青い実がついていました。










cocodeの庭では、ミズナラが小さな実をつけています。











カシワのドングリ、毛の生えた帽子? やっと出てきましたね。










昨日の鷹栖の森での活動では、遊歩道で芽が出たクルミを見つけました。
こんなふうにパッカンと割れて、芽が出るんですね。
モモタロウ方式??













秋の幼稚園プログラムでは、色んな木の実を拾ったりします。
落ちている木の実は知ってても、その前はどうやってなっていたのか? どんな花が咲くのか?
植物と違い、樹木の芽生えから実がなるまでをちゃんと見る機会ってなかなかないですよね。
そんな樹の一年を見てもらえるようなワークブックを制作中です。

楽しみにしててくださーい

2018年6月22日金曜日

赤い実?    2018.06.22


先日、おぴったへ行ったときに、サイパルの周りの樹木の写真を撮りました。
樹木図鑑、っていうぐらいいろんな樹木があります。
ホオノキ、ミズナラ、カツラ、コブシ、シナノキ、オオバボダイジュ・・・

ハルニレはもうタネを落として、葉っぱだけ。
ナナカマドやヤマグワは実が色づきだしていました。
シナとオオバボダイジュはこれから咲くのかな?

樹木って、本当にマイペースですね。
フレックス労働? いや、カレンダー自体が樹木によって違うぐらい(笑)











ヤマグワの実もあと1~2週間で食べごろかも。
赤いのはすっぱい、黒いのは甘くておいしい。














クワの実見つけた・・・・あれ?何かが違う??
遠くから見ると、よく似ています。
でも実ではありません。

実はこれ、虫こぶ。
虫が卵を産み付けて、この中で幼虫が育つそうです。
昨日の幼稚園の活動でも、サクラの葉にどピンクの唇状のものがついていて、虫さんのあかちゃんが住んでるんだよ~と話したら、気持ち悪いと言うかと思いきや、見たいといいだしたので、
「えー、みんなのおうち、知らないおっきい怪獣が覗いてたらどう思う?」
と、言って諦めさせました。










これは街路樹でもおなじみのナナカマド。そう旭川の樹です。
真っ白い花が咲くんですが・・もう花は終わって、実がついてました。
今は緑色ですが、秋になるころには熟して赤くなります。

 
これは、コウライテンナンショウ。
難しい名前ですね(笑)
茎がマムシのような模様をしているので、マムシグサと呼ばれています。

嵐山で見つけました。
ストライプがとってもキレイなんですが、秋になると、赤い小さなトウキビ?みたいな実をつけます。
 
やっと暖かくなってお散歩しやすい時期になりましたね。
虫こぶも色んな色やカタチのものがあります。
樹木も花を咲かせているもの、小さな実がついているものなど、面白いものがいっぱいあります。
一緒にでかけてみませんか?

2018年6月5日火曜日

ビンゴカード   2018.6.4

今年の旭川短大幼児教育科の実習は、ネイチャーゲームのフィールドビンゴを体験して、ビンゴカードを作るというもの。
もりねっとの活動では、幼児や小学生と色んなやり方でビンゴを楽しんでいます。
一人1枚カードを持つ、大きなカードに拾ったものを並べるなどなど、時間と場所でやり方を考えます。

ビンゴゲームは、見つけて1列作ることが目的ではありません。
それだけのものであれば、そんな難しいしかけを考える必要はなく、ただカードを配って、個人個人でやってね、と言えばいいのですから。

モノをよーく見る・・・・・・・・
     角度を変えたり、ルーペで見たりすることで今までとは違う何かに気づく
小さな疑問に付き合う・・・
     なぜ?どうして?どうなるの? 比べたり想像したりすることから視野を広げる
感性を共有する・・・・・・・・
     これでいい?とグループ内で合意形成することで、自分にはない感性、自分にはない視点を得る

ビンゴカードは、こんな体験ができるツールだと考えています。
ただ、そうなるためにはやり方やカードの内容などの仕掛けが必要です。
今回の実習でも、コンテンツづくりについては、言葉の使い方、見せ方などについてもお話しました。

コンテンツは、色やカタチ、ギザギザ、フワフワなどの形容詞、いきものやはっぱなど。
赤いもの、赤い花など、季節やフィールドの状況を見て考えます。
答えがいっぱいあるものと、答えが一つしかないもののバランスも大事。

たとえば・・・・「くものす」
クモノスとすると、くものすそのものでしかないのですが、「すみか」とすると、樹や地面に空いた穴を見つける子もいます。
「すみか」を発想する面白さを教えるのか、「くものす」を見つけて、くもを観察するのか、次の活動を考えたコンテンツづくりが必要です。

探して終わりではなく、つぎの活動や次の季節につなげるような振り返りも子供たちの興味を継続させるのも重要なポイントです。

ある冬の活動では、「アリ」というコンテンツだけ見つけることができませんでした。
冬なのでアリはいない・・・ということは子供たちも理解しているというところまでは想定していました。
「じゃあ、アリさんはどこに行ったんだろう・・・・」と聞くと、土の中、樹の中で寝てると答え、春になったらまた探しに来る!と、ここまでを子供たち自ら考えてくれました。
ナイものをコンテンツとして扱うのも、なぜナイのか、いつならアルのかを話し合うきっかけになります。

















今回、学生さんたちが作ったビンゴカードです。
子供たちが喜びそうなカードがたくさんあります。
こんなの持ってお散歩行ったら楽しいだろうなぁ・・・





こちらは雨の日対策で私が作ったビンゴカード。

雨だったら、大学の廊下でビンゴをしようと思って。
清水先生のお部屋の前には、木とか葉っぱとかいろいろあったし、非常口はたぶんどこかにあるよね。
ポスターとか掲示物もあるだろうから、女の人(動かない美人)や赤いもの、数字は見つけられるかな?
ムシは、見つけたらラッキー(クモぐらいいなかな?)
落し物は雨の日なら足跡もどこかについてそう・・・

こんなことを想像しながら作りました。
結局、お天気よかったので使いませんでしたが....




このカードを作りながら、ふと思った(私の気づき)は、

・非常口のマークって、いろいろあるんじゃないか? 調べてみたら、国によっても違いました。
・室内で虫といえば、クモ? クモの巣って、高いところにあるのはどうしてだろう?
・木の実はないよね。自然のもの? 自然といえば、木製品や植栽はあるかな?
 給食にクルミやリンゴは出てくるかも?
・落し物はいろいろあるよね。包み紙、髪の毛なんかも落し物?

気づく、調べる、知る。この繰り返しが楽しくなります。

室内でも野外でも、探すことから何かに気づく、考えるという活動に使えるビンゴカード。
色んな活動で使ってみてくださいね。

2018年5月18日金曜日

つながってる?植物 フキ・つくし

小学校からの環境学習の依頼もちょっとずつ増えてきて、何だろう?面白いね?だけでは済まなくなってきている今日この頃。
とはいえ、市内の自然公園は採取禁止というルールがあり、虫も植物も採って観察というわけにはいかない。
何か使えるものはないか?そこで見つけたのが・・・・ フキとつくし。
早速、掘ってみた。






























フキの地中茎(土の中に埋まってる部分)が以外と大きくて、手強い(笑)
逆にスギナは脆くって、洗っている途中でバラバラになってしまう。

掘り起こして、洗ったのがコチラ








 まだ乾いてないのでちょっと見づらいかな?

ツクシとスギナ、フキとフキノトウ 繋がってますね。

フキは食べたことあるけど、フキの花はどこにあるのかな?
調べてみようか? という感じでスコップ作業をしようと思っています。

ちなみに、フキノトウは雄花と雌花があって(当たり前ですが・・)色とかカタチも違うんですよね。
先に咲くのが雄花(ツボミを天ぷらにしてる方)は黄色くて、そのあと出てくる白いほうが雌花。
同じだと思ってました(笑)

ちょっとしたことだけど、小さな発見が生まれると興味がわいてきますね。

2018年5月15日火曜日

春の植物&樹木いろいろ    2018.5.15

またまたブログをさぼってしまった佐野です。
3日坊主、いや、1日坊主はなかなか治りません(笑)

今時期の面白いもの、ご紹介します。
先週、今週と幼稚園のプログラムづくりや自然感撮ワークショップのために嵐山や神楽岡などにお邪魔しています。
























春植物といえば、ピンク色のカタクリと黄色いフクジュソウ。
でもこの二つ、このあとどうなるか知ってます?











こんな感じになります。
下の大仏のアタマ?のようなのを、日曜日に見つけました。
フクジュソウって、花ばっかり見てて、葉っぱをよく見てなかったなぁ・・・
タネなんて、全く見てない(笑)
タネを見て、どんな花だったのかを考える、折り紙で貼ってみるなんてアクティビティーもアリかもしれませんね。






























上はイタヤカエデの花、下はカツラの葉っぱです。

サクラやコブシのようにもう花が終わってしまったもの、カツラやトチナナカマドは少しずつ葉っぱが大きくなってきています。
エンジュやミズナラ、カシワ、イチョウはまだ営業始まってない(笑) 葉っぱも見えてませんでした。
樹木って、マイペースというか、個性的!

今年は自然感撮ワークブックの制作を予定しているので、週一?ぐらいで公園に出没します。
楽しいです♪

2017年12月28日木曜日

木琴づくりワークショップ2017冬

吹雪の2日間でしたが、30組の皆さんが木琴を作りに来てくれました。
初日はあいにくの天候で、どうなることかと思いましたが・・・
ご参加いただきありがとうございました。
行き届かないことばかりで、ごめんなさい。
こんな状態でケガ人も、最後まで作れない子もなく終えることができたのは、保護者の皆様のご協力あってのこと、本当にありがとうございます。

木琴づくりは、娘が1年生冬休みに木琴を作ったのが最初。
自宅のリビングでブルーシートをひいて、ホーマックでノコギリ買って、斉藤さんからもらった端材で木琴を作ったのが昨日のようです。あれから4年も経っちゃったんですねー

世の中、いろんなワークショップが溢れていますが、うちのワークのコンセプトとしては、

◎ワークの場で完成するのではなく、何か自分でやってみる余地がある。
  (色を塗るとか、もっと何かつけてみるとか、作品は壊してナンボ!)
◎子供が体験するだけでなく、お母さんたちにも何か気づいてもらう、持って帰ってもらう
◎木と樹、両方を感じてもらう(親子で一緒に)

こんなことを伝えたいと考えています。

今回のワークでも、
 トドマツってどんな木だろう・・・
 ペーパーがけって、気持ちいいけど大変だ!
 ノコギリ楽しい! 上手になったら音が違うね
 音が変わる、同じ長さでも音が違う不思議だね

道具や材料、いろんなことを感じてくれていたようです。

ワークショップの様子・・・・





















昨日は6~7組が3回転と、終わらないうちに次のグループが始まるという感じで、多いときは40人ぐらいがこの部屋の中にいました。

台を組み立てて、鍵盤1本ずつを音を合わせながら作っていきます。
たまたま1回でできるときと、何度聞いてもわからない、どこに合わせたらいいのかわからない、など、「木って、本当に個性的だね」という感じでした。
ここまでが大変なのですが、それが終わると、ペーパーがけと組み立てと、作業が続きます。
ペーパーがけも丁寧で上手でした。売り物になるんじゃないかなんてぐらいキレイなものがいっぱいありました。
最後は、お母さんの腕のみせどころ!
糸鋸作業です。










ちょっと写真がイマイチなのですが、子供が書いたものをお母さんが糸鋸でカットしています。
恐竜やドラえもん、ゆきだるまなど・・・糸鋸なんて何十年ぶり?といいつつもみんな上手でした。

で、完成品をお見せしたいところなのですが・・・・・
写真を撮るの、忘れてました(苦笑)
あとで、参加者にお願いして、写真をもらいます。

昨日のワークで感動的なシーンがあったので、ちょっと書いてみようかと。

一番面白くて難しいのが音合わせの作業です。ドレミの3本ぐらいができちゃうとあとは順調にいくのですが、そこがねーなかなか難しいんです。
昨日も、なかなかできなくて、周りのお友達はもう終わってて、涙を流してしまった女の子がいました。(もっと早く気づけなくて申し訳なかったです。)
しっかりした子のようで、お母さんのアドバイスも聞かずに自分でやったけど、うまくいかなくて・・・
お母さんもお手上げの状態でした。周りのお母さんたちも助けてあげたいけどどうしよう・・・という感じで見守っていました。
私が的確なアドバイスができたらいいんですが、あいにく、音感はほとんどない。
なので、「ちょっと鳴らして、みんなに聞いてもらおうか?」 と、声をかけ、どの音が高いのか低いのかをみんなに聞いてもらいました。ファかな?ミかな? 短くしたり切りなおしたり、それでもあきらめないで最後まで作り上げました。(粘り強い、辛抱強い、えらい!)
彼女のことを周りのお母さんたちがわが子と同じように見守ってくれている、その雰囲気も嬉しかったし、私がいないときもみんなで励ましてくれる、その姿がね、感動しました。
出来上がったとき、がんばったねーって声をかけたら、ニコリと笑った笑顔が印象的でした。

うちにも小学生が2人いるので、お母さんたちを見ていて勉強になることも多々あり、子供たちから学ぶこともあり、自分の学びのためにワークやってるのか?という感じです(笑)

1台の木琴から、ものを作る、道具を使う難しさや、木製品や職人さん、森にある樹・・・・・色んなことを考えます。木工の面白さってこういうことなんじゃないかと思います。
自分で作ってみる、体感するって大事なことですよね。

さぁ、来年はどんなものを作ろうか・・・・・