あさひかわで見つけた草花や樹木を紹介します。
ナナカマド、イタヤ、カツラ、ミズナラ・・・・咲く時期、生る時期、北国の樹木はマイペース!
エゾリス、キタキツネ、アカゲラにヤマバト・・・・不思議で個性的な生き物や鳥。

自然って、意外とおもしろいかも?


2015年7月28日火曜日

夏休み自由研究2015 その2

8月2日の木琴づくりワークショップ、多くの方に申し込みをいただき、募集を締め切りました。ご期待に添えず申し訳ありません。また次の機会に・・よろしくお願いします。
道具箱のワークショップも本日、定員になりましたので、募集を締め切ります。
 
残るは8月2日午前の「きこりのお仕事体験」ですが、まだ定員に達していませんので、ご参加お待ちしています。
 
「きこりのお仕事体験」では、きこりのおじさんのお仕事である森の手入れを行います。
森を歩き、道の管理(倒れそうな木や倒れてしまった木の片付けや生き物のチェック)、伐る木、残す(育てる)木を選び、間伐をします。伐った材は人力で下まで運びます。
という、お仕事を体験できます。
今回は自由研究企画なので、体験したことをスゴロクにまとめてみては? ということで、 ”きこりのスゴロク” を作ってみました。


まだ、未完成ですが、大きな箱にはミッションが入ります。
例えば、「枝払い」とか、「搬出」とか。がんばっているところの写真を貼ったり、感想を書いたりして使ってくれるといいですね。
「きこりのお仕事体験に参加してくれるお友達には、このスゴロクと、トドマツ(好きなだけお持ち帰り)のプレゼントがあります。
 
 
やっと・・・木琴のサンプルができましたぁ!
ご参加の皆さん、遅くなってごめんなさい。
こんな感じのものを作ります。
今回はキットを組み立てるだけのワークショップではありません。
板をノコギリで切りきざんで、この形を作ります。
以前、木琴のワークショップをやったときは、上の形(バラバラになって、片付けられるもの)だけでしたが、「そのまま使えるほうがいい」という意見もあり、今回はどちらかを選んで作ってもらうことにします。
板に印をつけて、ノコギリで切るところまではみんな一緒に進めますが、その先はどこにポイントを絞るのかを考えてもらいます。
ポイントは3種類。
  ◎ポイント1  音階を完璧にする
  ★ポイント2  オリジナルの台を考える
  ◇ポイント3  お絵かきに力を入れる
どこに時間をかけようかを決めてもらい、サポートします。
当日は農業高校の高校生と先生、もりねっとスタッフの7人がお手伝いをします。
穴をあけたり、クギを打ったり、絵をかいたり・・・絵は期待できないかもしれませんが(笑)
とにかく、同じ材料を使っても、こんなに違うものができるんだーというワークショップにしたいなと思っています。
時間内に完成できなくても、お家に帰ってからでもできる方法も色々と考えています。
木を使う面白さをみんなに伝えるワークショップになるといいですね。
ワークショップの結果は、後日またお知らせいたします。

2015年7月27日月曜日

キササゲ 新芽/鷹栖 2015.6.7

すっかり周りは新緑が出揃ったのに、まだ裸ん坊で吹流しだけの木、
キササゲにやっと何かが出てきました!











もう少し寄ってみると…、












やっと葉っぱが出てきましたね!
でも、吹き流しはまだそのまま^^;。
さすがに中の綿のような種はどこかへ飛んでいってしまったようです。












元気に葉っぱが出てます!
これは、この木が元気な証拠ですね。
ちょっと心配していたけれど、安心しました。

ミズナラ 花/鷹栖 2015.5.21

木が大きいと、木の花はなかなか目が届かないものです。
ミズナラもドングリのように落ちてくれば判っても、
なかなか花としては気づかないことが多い気がします。

これは、偶然、倒された木についていた花。
たぶん、雄花だと思われます。




図鑑で見ると、雄花は黄緑で尾っぽ状と書かれていますが、
これは黒い点がついていて、なんだかあまりキレイではありませんが、
咲き終わった状態なのではないかな?











雌花の方がドングリになるようなのですが、雌花は見つけられませんでした…。
うーん、また来年??

2015年7月21日火曜日

フジ 花/ 神楽岡公園 2015.5.21

少し時間が経ってしまったのですが、キレイな写真が撮れていたのでご紹介♪
フジの花のつぼみが開いてきました!











つぼみは全体がトウキビみたいになっていて、
それが一つ一つ独立してツンツン出てきます。
そして…、











一つ一つが開き始めて、やっと歌舞伎の藤娘のかんざしの様になっていくのですね!
まぁなんてキレイな…と思っていたら、
フジの花っててんぷらにしたり、酢の物にしたりして食べるそうですね^^;。

2015年7月15日水曜日

イヌエンジュ 新芽/神楽岡公園 2015.5.21

この時期、いろんな木で花が見られる時期ですが、
まだやっと新芽を出したばかりの木もありました。











銀白色とでも言うのでしょうか?
細かい毛が密生した、小さくて可愛い葉っぱが出始めています。

旭川実業高校の坂を上がったところにイヌエンジュの並木がありますが、
冬の間にすっかり枝を払われてしまいました…。
この木たち、来年も葉っぱがでるのかしら?と思っていましたが、
遅ればせながらちゃんと葉っぱが出始めました。

それにしても、短い夏はもうすぐなのに、早く葉っぱを出さないと
大丈夫かしら?と思うほど、のんびり屋さんの木でした ^^;。

2015年7月13日月曜日

ヤチダモ 花/ 神楽岡公園 2015.5.21

神楽岡公園の広葉樹林にヤチダモとアオダモがありますが、
どうも違いがよく判りません…^^;。

それでも花が咲いていたので、それならば判るかも?と調べてみました。











以前はブロッコリーのような紫色の塊だったのですが、
それがブワッと広がったようです。











ものの本によると、雄花序が展開してきたものと書かれていますが、
雄花序って何でしょう^^;。

アオダモの花はどんなものかな?と調べてみると、
白くてきれいな花を咲かせるようですが、なんと5年置きなんだそうです!
木によって、いろいろなんですねー。

2015年7月9日木曜日

オオバボダイジュ 花/大雪アリーナ前 2015.7.8

大雪アリーナの前庭では、オオバボダイジュとシナノキの花が満開でした。
 
 
同じような形の葉っぱで、プロペラのついたタネ。
2つともよく似ているというか、同じシナノキ科なので、親戚?だから似ていても当たり前なのですが、花の色は違うようです。
白いのはシナノキ、黄色いのはオオバボダイジュ。
昨日はお天気も良く、ハチさんがお仕事中でした。
 
 
黄色いオオバボダイジュからは、すごくいい香りがしていました。
どんな匂い? うーん、言葉では表現できませんが、きっと、おいしいハチミツがとれるんだろうなぁ・・・・・と思うような匂い、わかります???

2015年7月8日水曜日

トチノキ 花/神楽岡公園 2015.5.21

不思議ちゃん代表のトチノキ、花開いておりました♪











花がたくさんついています。
ろうそくのように盛り上がって咲くのですね。











ミツバチが効率よく蜜を集められる木だそうです^^;。
「とち蜜」と言って、とても高級なんだそう!












「栃の木」って「栃木県の木」だそうですが、
栃の木が多くて栃木県にしたのでしょうか?
それとも…?

2015年7月7日火曜日

ハウチワカエデ 花、実/ 神楽公民館 2015.5.21

今年になって、何度もご紹介しているハウチワカエデですが、
やはり花と一緒にもう実がなっているのを見つけました!











早熟な子がいたもんです^^;。












図鑑によると、雄花と両性花があると書かれているので、
実がついているのは両性花なのかもしれません。

「はじめ有毛、後ほとんど無毛」とも書かれていたので、
貴重な毛ぬける前?の実の写真が撮れました^^;。

ミヤマハンノキ?ヒメヤシャブシ? 冬芽/十勝岳登山道 2015.5.1

少し前の話になりますが、春スキーで三段山に登ろうと登山道を歩き始めた時のことです。
まだ体力に余裕があったので、ふと周囲の木々などを見ると…、











まるでお誕生日ケーキにつけるロウソクのようなものが、木の先端についているではないですか!











可愛いです!なんでこんな風になっているのでしょうか?











他に手がかりになるものは、「ハンノキ」によくぶら下がっている丸いこげ茶の実。











高山に生える落葉樹ということで「ミヤマハンノキ」かな?とも思う のですが、
冬芽の形と枝の色から判断すると、「ヒメヤシャブシ」というカバノキ科のお仲間かも?
今頃、もう一度見に行けば、葉っぱも出ていて判別がつくと思うのですが…ね^^;。

2015年7月3日金曜日

チョウセンヤマナラシ(エゾヤマナラシ) 樹皮・葉・花/ 神楽岡公園 2015.4.22&5.21

神楽岡公園の緑のセンターの前辺りにドロノキがあると、以前ご紹介しました。












図鑑によるとチョウセンヤマナラシは「白っぽくて平滑、しばしば緑色を帯び、菱形に裂ける皮目が点在する様子が独特」、
ドロノキは「若木のときはヤマナラシに似て緑色を帯びた白色だが、菱形の皮目はさほど目立たない」
と書かれています。
要するに、どっちも良く似ているようです…^^;。

ずっとドロノキだと思っていて、綿がついていたので、写真を撮ったら…、












あれ?葉っぱがドロノキじゃない!(笑)











葉っぱから何の木なのか調べたら、樹皮が良く似たチョウセンヤマナラシのようでした。
この時期、公園が綿だらけになります。
ドロノキの綿も、ヤマナラシの綿も、まぜこぜになっているんでしょうね。