あさひかわで見つけた草花や樹木を紹介します。
ナナカマド、イタヤ、カツラ、ミズナラ・・・・咲く時期、生る時期、北国の樹木はマイペース!
エゾリス、キタキツネ、アカゲラにヤマバト・・・・不思議で個性的な生き物や鳥。

自然って、意外とおもしろいかも?


2014年11月30日日曜日

ヤドリギ 実/ 護国神社 2014.11.6

以前、ご紹介したヤドリギも神社にありました。
今回も神社で見つけてきたのですが、
たまたまかもしれませんし、神社には大きな木が多いからかもしれません。

佐野さんが、「あ、ヤドリギだ!」と言うので見上げてみると…











分かりますか?よく見えないので、カメラで覗いてみました。












「あ、赤い!」
そう、このヤドリギには赤い実がなっていました。
どうやら「アカミヤドリギ」と言うそうです(そのまんまですが…)。

冬になるとキレンジャク(旭川の鳥ですよね)などが好んで食べに来るそうです。

以前のブログで、「粘り気がある そうだ」と書いたのですが、
実そのもののことではなく、実の中の種の周りに粘り気があるそうです。

いずれにしても、鳥にでもならない限り、ヤドリギの実を近くで見ることも触ることもできないですね。
もし、低い木に宿ったヤドリギを見つけた方は、是非、お知らせください!

キササゲ 実/ 常磐公園 2014.11.6

とうとうキササゲも葉が落ちて、吹流しの実だけになりました。











「今日こそお豆の中身を見てやるぞ!」と息巻いてキササゲのところへ。
図鑑では、実の長さは30センチ、太さ4ミリと書かれています。
ずいぶん細い実なので、中に入っている種はきっとゴマみたいなのがズラッと並んでいる?
そうそうバニラビーンズみたいな感じをイメージしていました。
ところが…











ええっ?これは予想外!











細長いカニみたいで、足の部分は綿毛のようになっていて、フワフワ飛ぶタイプ?

まったくの想定外で、キササゲには一 本取られました^^;。

2014年11月24日月曜日

フジ 幹・実/ 常磐公園・護国神社・花咲スポーツ公園 2014.11.6

この日は、なぜか、行く先々でくねくねした木を見つけました。
まずは常磐公園、











次は護国神社、











そして花咲スポーツ公園、










花咲スポーツ公園のくねくねの木だけには、お豆がぶら下がっていました!











この豆、思っていたよりずっと硬いんです。
そして表面はスウェード調^^。
開けてみたくて割れ目に爪を入れても、硬いものに打ち付けてもビクともしませんでした。
仕方なく家に持ち帰り、まな板の上で包丁を割れ目に当ててみると …、











パンッ!という弾ける感じで開きました。
中から丸いお豆が4つ。
こちらはまだ熟しきっていないのか、少し柔らかかったです。

このお豆はフジの実のようです。
北海道では自然に生えることのない木みたいですが、きれいな花で大好きです♪
春の楽しみが増えました。

ニシキギ 枝/ 花咲スポーツ公園 2014.11.6

以前、紅葉が美しいとしてご紹介したニシキギ。
すっかり葉も落ち、枝ばかりになっておりました。











すると、枝にある翼が目立っています!
「枝の四方にものさしがついている感じ」と訳の分からない説明をしたのですが、
写真で分かってもらえるでしょうか?
映画館などで売ってたりする、「チュロス」みたいって言ったら分かるかしら?











チュロスがたくさんです^^。
でも、つい、パキパキ折ってみたくなるのは私だけ?
良い子の皆さんは、悪い大人の真似はしないでくださいねー。

2014年11月20日木曜日

カラマツ 実・冬芽/ 常磐公園 2014.11.6

実はカラマツ、北海道にもともと生えていた木ではないそうです。
造林に都合が良いので、本州から取り寄せたとか。

松ぼっくりは少し小さめです。










クリスマス工作にはちょうど良いサイズで、雰囲気が出ます。











丸いポッチがありますよね。
もしかして、これは冬芽なのかな?











よく林に生えている木なので、珍しくないですが、
秋のキノコシーズンだけは、アリガターイ木なのかも?

カラマツ 葉/ 常磐公園 2014.11.6

ほとんどの落葉樹が散ってしまった後も、黄色くなって残っている木があります。











カラマツです。
隣の緑の木は、冬になっても葉っぱが落ちない針葉樹。
カラマツは針葉樹だけど、葉っぱが落ちるちょっと変わった針葉樹だそうです。











「まだカラマツが金色だから、雪は降っても積もらない」と言われたことがあります。
「この金色が全部落ちたら、雪が積もる」そうです。
今、根雪になるかどうかの瀬戸際ですが、常磐公園のカラマツはどうなっているのか、
非常に気になるところです^^;。

ヤマモミジ 葉/ 常磐公園 2014.11.6

ブログアップが遅くなってしまったのですが、雪が降る前の常磐公園に行ってきました。











本当に最後の紅葉がきれいでした!












少し時間が遅くなってしまい、さっきまでのぞいていたお日様がかくれて
写真が暗くなってしまいましたが、緑から赤までのグラデーションが美しい。











家に一本、植えたくなったモーリーでした。

2014年11月19日水曜日

スズカケノキ 葉/ 花咲スポーツ公園 2014.11.6

花咲スポーツ公園の陸上競技場の周囲を散策していたときに見つけました!
佐野さんの顔がすっぽりかくれてしまうほど、大きな葉っぱ!!












このとても大きな葉っぱはスズカケノキ(プラタナス)♪
木の本体があるかと探しましたが、残念ながら見当たりませんでした…。

いつか、あの可愛い実を拾いたいと思いながらプラタナス並木を探していたら…、
神楽岡方面から緑ヶ丘方面にたくさんありました!
この方面にお住まいの方にはお馴染みの葉っぱと実だったかもしれませんね。

そして、並木道には大きなゴミ袋がたくさん…。
近所の皆さんがプラタナスの葉っぱを集 めて袋につめたようで。
気持ちの良い並木道には、皆さんのご苦労があったようです。
お疲れ様でした。

セイヨウハコヤナギ 葉/ 花咲スポーツ公園 2014.11.6

ポプラって「セイヨウハコヤナギ」だけのことだと思っていたのですが、
「ヤマナラシ」も「ドロノキ」も合わせた総称になっているんですね!
でも、どちらかというと、外来種を「ポプラ」と呼ぶようですし、
高配や繁殖が簡単なので、どんどん品種改良されて種類が増えているそうです^^;。

そんな中でもこちらは一応、「セイヨウハコヤナギ」でポプラと一般的に言われているもの。











葉っぱがほら、スペード型です。











このポプラと呼ばれる木たちは、春に花が咲いた後、
綿毛 つきの種を大量につけて、風が吹くと道が真っ白になるそうです。
そんな木、そう言えば見たことがあるような…。
春を楽しみに待ちましょう!

2014年11月18日火曜日

森のトランク「ヒグマ授業」 / 留守家庭児童会 2014.11.5&12

市内の留守家庭児童会でヒグマの出前講座をしました。
11/5は愛宕東小(30名)、11/12は東光小(15名)が参加してくれました。
東光第三留守家庭児童会の玄関。
こんな案内を貼っていただきました!すごく嬉しかった!ありがとうございます♪











愛宕東小では、児童会玄関に 「ヒグマがくるよ」 と告知してあり、本物のクマが来ると思っていた子もいたようで・・・「クマはどこ??」 (トランクを指さして)「ここにいるよ」 「???」(不思議そうにトランクを見る)
「本物連れてきたら大変なことになるよー ホンモノだと思った?」 と先生。

ちょっとドキドキしていた子も 「なぁーんだぁ・・・」と安心した様子で、講座スタート!

まずは、クマさんの生活(どこど、どうやって、何を食べてるの?)というお話をし、
早速触ってみましょう!










テーブルの上にクマの毛皮。
子供たちはその周りに座り、顔、しっぽ、足、ツメ・・・などを観察。
その後はマットを使って、四足歩行を体験。
どれが前足?? 後ろ足?? どうやって歩けばいいの??
眼で見て確かめる、触ってみる、マネしてみる、この3つを体験してもらいました。

今年は旭川市環境部との協働事業で小学校や幼稚園などで森のトランクの出前講座を実施しています。(講師料などの費用はもちろん、旭川市が全額負担しています)
1クラス(30名)で、1時間から1時間半ぐらいの時間があれば、ヒグマ体験ができます。
人数が多い場合は、少人数に分けて、時間を替えて実施することも可能です。
詳しくはもりねっと北海道(TEL:76-2006)までお問い合わせください。

旭川近郊には、多くの野生生物が生息しています。
ヒグマ、エゾシカ、キツネ、タヌキ、リス、フクロウ、ネズミ、コウモリ・・・・・
これらの生き物たちと、森の草木、そして私たち。
みんなが住みよい旭川であり続けるように。そんなことを思いながらトランクの出前講座をやっています。

2014年11月17日月曜日

クリスマスツリー工作/ 薪フェス2014 2014.11.16

昨日、「薪フェス2014」開催しました。
今日は寒い中、お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!

薪フェスでは「クリスマスツリーの工作」をやってまいりました。

本当にたくさんのお友達やお母さん方にツリーを作っていただいたのですが、
その中でも新しいアイディアで作ってくださった方の写真を撮らせていただきました。

こちらは、小枝を上手に使ったクリスマスツリー。











こちらのお母さんは、リボンを上手に使っていらっしゃいました。











工作体験のスペースが狭く、順番待ちをしていただいた方、待ちきれずにキットを購入された方もいらっしゃいました。(行き届かず、ごめんなさい)
今日あたり、お家で作ろうかと思っている方もいると思うので、オガコツリーの作り方を簡単に説明しますね。

まず最初に木工ボンドを塗ります。









そしてそこにオガクズをパラパラと。白いところがみえなくなるように、全部のせちゃって大丈夫です。軽くおさえます。(ここで、強く抑えると、まだらになったり、ボンドがはがれたりします)










少し時間を置いて、余分なオガコを落とします。(立てて、軽くトントンとすると落ちます)










乾いたら、スパンコールや綿をつけます。オガクズの表面にボンドをつけるよりも、部品の方につけたほうがくっつきやすいかも。
昨日のワークショップでは、このままの状態で台座につけましたが、ご家庭で作る場合は、この後1日ぐらい乾かしてから台座に付けた方が安全です。

あと、星の部分をクレヨンで塗ったり(水彩絵の具では色がつきません)、金色の折り紙を貼ったり、などなど、ご家庭にあるものでデコレーションしても楽しいかも??

クリスマスに飾ってくださいねー

今回の工作体験の素材はトドマツを使いました。
マツといえば、エゾマツ、ゴヨウマツなど、お庭にもあると思いますが、マツの仲間にも色々あって、マツ属、トウヒ属、モミ属などなどがあります。
クリスマスツリーはモミノキ。モミ属ですね。北海道に自生するモミの仲間はトドマツだけと言われています。なので、トドマツは別名「北海道モミ」ともいいます。

あっ、ホンモノ(モミの木=トドマツ)のツリーを飾ってみたい方は、ツリー間伐やってます。
どうぞご参加ください。(詳しくはもりねっとのHPへ)

ヤマモミジ 実・冬芽/ サイパル 2014.10.23

ヤマモミジも葉っぱが落ちて、プロペラの実だけになっていました。











あれ?よく見ると、プロペラの他に冬芽も見えますね!










この冬芽、じゃんけんのチョキの形になっているのが特徴だそうです。











グーの形もあるので、パーもあるのだろうか?
パーになったときは、春になったときなのかな…。

ナナカマド 葉・実/ サイパル 2014.10.23

葉っぱが落ちてしまったものも多いですが、
ここのナナカマドは真っ赤に紅葉してとてもきれいでした!











ナナカマドの名前の由来をご存知ですか?











「ナナカマド=七+かまど」で、「七回かまどに入れてもまだ焼け残る」という説もあるのですが、 「七日間、かまどで蒸し焼きにして堅炭を作る」ので「七日+かまど」という説の方が有力なようです。

旭川の街路樹でいったい何回焼肉が…
なんて考えてはいけませんね^^。

2014年11月15日土曜日

ケヤマハンノキ 葉・実/ サイパル 2014.10.23

シラカンバなどのカバノキ科の木は細長い雄花があります。
この木も細長い雄花がぶら下がっていますね。











しかし、雌花が丸いのはハンノキの種類。











同じハンノキでも葉っぱの周囲がギザギザというか、
ナミナミというか、になっているので、「ケヤマハンノキ」という種類だと思います。











シラカンバの種のようにパラパラと取れるのかしら?
丸い実は冬もずっとついているそうなので、今度、実験してみましょう。

ノルウェーカエデ 葉・実/ サイパル 2014.10.23

巨大なプロペラを発見!











手をかざしてみると大きさが分かるでしょうか?











木に付いた名札を見ると、「ノルウェーカエデ」と書いてありました。
またの名を「ヨーロッパカエデ」。
やはり外国人いや、外国から来た木でした。

この木はあかじそのような色をした品種もあるらしく、
そちらは花咲スポーツ公園前の40号の街路樹で見ることができます。











それにしてもプロペラの実が鈴なりで、さすが外来種!という感じでした。


シナノキ 実・冬芽/ サイパル 2014.10.23

プロペラのついた実、シナノキを発見しました!











こちらにも冬芽が見えますね。
赤くて可愛い色をしています。
買い物公園など、シナノキはよく街路樹に使われているようですね。

シナノキとオオバボダイジュ、ふたつ並べてみると大きさの違いがよくわかります。
シナノキ<オオバボダイジュ ですね。
タケコプター型のタネは、この二つしか知りません。
他にもあるよ!ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

2014年11月14日金曜日

カツラ 冬芽/ サイパル 2014.10.23

こちらはご存知、甘い匂いのカツラの落ち葉です。











みなさんも綿菓子のようなこの香り、どこかで体験なさいましたか?
木についているときよりも、茶色くなって落ち葉になっているものの方が強く香っているようです。

もうすっかり葉っぱは落ちて、木の枝には何も残っていませんでした。
そうなると、もしかして冬芽が出ている?と思って見てみると…、











出ていました!
当たり前かもしれま

せんが、葉っぱがつくところに冬芽が出ている。
だから、カツラは枝に直接、等間隔で冬芽が出ていました。
でも、地味で小さい冬芽です。

2014年11月13日木曜日

ホオノキ 冬芽/ サイパル 2014.10.23

10月初旬にもホオノキの冬芽をアップしていましたね。












今度の冬芽はうっすらピンク色!











これって、葉っぱと一緒に紅葉したのでしょうか?
ホオノキの実と同じ、きれいなピンク色でした。
大柄な葉っぱだけど、気持ちは乙女なホオノキちゃんなのかもしれません^^。

ハリギリ 冬芽/ サイパル 2014.10.23

イタヤカエデの落ち葉ではありません、よく見てくださいねー。












大きさを比べないと分からないかもしれませんが、これは「ハリギリ」の落ち葉です。
天狗のうちわの落ち葉なので、一枚一枚がとても大きい落ち葉です。












おっと、冬芽も出ています!












葉っぱが大きいので冬芽も大きいけれど、枝にとげがあるのが良く分かりますね!
天狗のうちわを取りに行くときは、とげに要注意です^^。

この木なんの木(5) / クリスタルパーク 2014.11.2

「この木何の木4」の正解は…

もう一度、クリスタルパークへ確かめに行ってきました!












同じ場所から二種類の木が生えていたのですね。
後ろの大きな木は「ヤナギ」、でも、手前の木は…あれ?葉っぱがもうない…^^;。
落ちていた葉っぱも拾ってきましたが、車の中でシワシワに乾燥してしまった…。












うーん、図鑑と首っ引きで調べましたが、

「ウダイカンバ」?マカバと言われる、シラカンバのお友達のような…。
歯切れが悪くて御免なさい。
来春、しっかり調べてきますねー。